中学1年生と保護者様へ
これからするお話は、中学校の勉強やこれからの心構えについてのお話になります。
科目それぞれの担任によって例えは異なりますが、私は数学担当なので、数学を例にお話をします。
数学は、中学3年間の基礎ともいえる計算を中1の初めに習います。実は、教科書は同じなのに、学校によって教え方が違います。また、同じ学校でも先生ごとに教え方が違ったりもします。いくら小学校で頑張ってきた人でも、ここで分からない部分を作ると中3までの数学はほぼ全滅してしまいます。そして、理科の計算部分も出来なくなります。
もし、中2や中3に御兄弟がいらっしゃいましたら、この中1の計算が出来ない生徒が数多くいることを聞いてみると良いでしょう。
算数の通知表が悪くても心配はいりません。育英館で習う中1の授業が3年間の基礎を作り出していきます。だからこそ、中1が一番大事なのです。中3ももちろん大事ですが、中3のスタート位置を決めるのは中1の学習なのです。
育英館中学部では宿題が出ます。一度習った内容を忘れてしまう事は誰にでもあります。これを家庭学習で反復することで定着させ、継続していくことで初めの基礎が完成します。
この一連の流れが身に付けば、「机に向かう」ことが当たり前になります。つまり、勉強をする姿勢が勝手に身に付いていくのです。このような環境が、後の中2・中3の生活に大きく影響してくるのです。
このようにして、勉強だけでなく、勉強に取り組む姿勢まで覚える事ができます。